パンドラ・リターンズ(6)、感想
2009.02.19 Thu 00:56
米田鷹雄
4コマ。
薫が恥ずかしがるようになったことが違い、と。
皆本、そこは大きい違いだぞ!w
さしもの兵部も、ヒロイン+不二子の怒りには勝てず、冷や汗流して撤退。
今まではこうした役目はほとんど皆本で、兵部はおすまししていたわけですが、今回は渦中に巻き込まれて、冷や汗までかかされるはめに。これは、チルドレンが成長したから……ってことでいいんでしょうか?(笑)
チルドレンの成長といえば、兵部はチルドレン(+賢木)に対して、パンドラメンバーに本気を出していいと宣言したところも。
小学生編(ティム編)では、本気のチルドレンにも真木には耐えろと命令して、実際、彼はひどい目にあったというこがありましたがw、今回はそうではない。
これは単にパンドラ>チルドレンということではなく、パンドラが全力を出しても全力のチルドレンとは互角(結果としてチルドレンに致命傷を与えるには至らない)ということだと解釈してます。兵部vs不二子・薫であるなら、残りのメンバー同士だとパンドラ側に人数の利もあるのにもかかわらず。
つまり、それだけ、チルドレンが成長したということかと。
一方、その成長に、ある意味でおいてきぼりをくったのが皆本。
小学生編ラストエピソードで自身の内面の成長を遂げた皆本ですが、薫に「子供」といってしまうあたりが、まだ成長がたりないw
そして、今までどんな超能力戦でも常に前線にいた彼は、危険だからと後方に残されます。これは、賢木という“大人”がいたからこそではありますが、成長するチルドレンたちから力という意味では脱落してきてるということです。皆本自身がいうように、守るどころから守られている立場に転落していると。
これはチルドレンとの立場が「対等」になる第一歩でもありますね。
もちろん、彼の本領は統率力と頭脳戦にあるので、来週は巻き返しがあると思いますが……皆本ですら、普通人と超能力者の間にある壁(それも、超能力者が自分のためにしてくれたことで)を感じてしまうというのは、予知がチルドレンたちに知られたこととともに、今後のポイントになりそうな気がします。
ところで、兵部×不二子のやりとりも面白いですね。
最後まで「姉」という言葉を使う兵部には、過去への強いこだわりを感じさせられます。
また「先に〜」というのは、自分の寿命がもう長くないことを強く意識した台詞ですね……。
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