謎の転校生(4)の感想
2009.11.26 Thu 00:32
米田鷹雄
さて、本編では、やっぱりファントムは超能力を使った、約束を破ったことにして学校から追い出すという、まずは穏健な手を使ってきました。
しかし、それを救ったのは、薫の無自覚な超能力による防衛。
直前のコマで、薫は、ああは言ったものの緊張して手に汗をかきまくりなのが、くすっと笑えるのですが、その緊張はまた、超能力による防衛に結びついているのかとハッとさせられますね。あれだけのバリアーを展開していたら、かなり疲れるはずですし。
ただ、逆にいうと、薫は、深く考えるより前に、反射的にパンドラメンバーをかばってしまったということ。将来、澪を助けてしまうことでバベルを離脱することを考えると、ちょっとマズイ傾向ですね。
悠里が弁当を食べたことを覚えていないのは……ショックだろうなw 記憶というか人格として完全に分断されていることを改めて強調する必要が、今後のストーリー上、あるということか?
さて、最後はなんかヘタレ悪役っぽいセリフをはいていたファントムですが、次回はもっと深刻な事態を引き起こしてくるでしょうね。
その時、バベル側の対応がどうなるのか……
で、そのバベル側は過剰な心配……というより、コトを考えると局長ぐらい対応するのが普通か。今回はAチームも文句はないようですしねw
しかし、皆本はエスパーたちを助けたいという気持ちがある。それは、ティムにもパレットにも。
これは薫がエスパーとしてエスパーを守りたいというのと、皆本が普通人としてエスパーを守りたい(皆本視点では共生というより子供を見る視線での守りたい、だと思う)というので対になっている感じ。つまり、薫がクイーンなら、皆本はキング、うさぎと衛みたいなもんですね(たぶん違う)!
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