ロスト・ガイズ（４）の感想
2010.03.25 Thu 20:56
米田鷹雄
このライオンキング的な能力者は、妻がライオンでしたけど……えーと、そういうこと？（汗
ともあれ、水牛に一蹴ｗ 単なるギャグかと思いきや、木曾義仲ばりの兵部の策略だったようで、そのまま不二子を救援。
それが功を奏して、不二子はすっきりｗ 相手もすっきりｗ
結局、黒い幽霊の刺客は逃亡に成功。暗殺という任務も果たした形で、今回、シリアスにみれば黒い幽霊が辛勝というとことになりそうです。
それにしても、シリアスに出だしをした割には、ほのぼの（？）と終わりました。
ストーリーはあまりなく、シチュエーションを楽しむ中編でしたね。
とはいえ、グランドシナリオとしてはポイントがいくつかあります。
兵部と不二子というトップレベルの裏ルートに限りですが、黒い幽霊共同戦線成立。兵部と皆本＋賢木は、仲良く喧嘩しな（ｂｙトムとジェリー）といった程度でしょう。敵の敵がいるあいだは、ホットウォーまではやるつもりはなく、ある意味、慣れ合いの中での争いというレベルになりそうです。
真木はイヤイヤながらも、兵部の執事としてその命令は忠実にこなしていくという形ですね。
ところで、兵部は皆本はからかいはしますが、賢木に対してのように能力を馬鹿にすることは（ノーマルということは除いて）ほとんどありませんね。
これは、やはり小学生編ラスト（オーバーザフューチャー）の流れを受けて、皆本の能力はある程度認めているということなんでしょう。
今回の「パンドラとバベルの裏取引」にしても、皆本はその明晰な頭脳で、それが最もバベル（とチルドレン）にとって好ましい結果を導けると判断して、許容するような素振りです。
一方、直情型の反応を示す賢木は、そういうことがお気に召さない様子です。でも、皆本とうちとける前の賢木はもっとシニカルだったようですし、そもそも高レベルサイコメトラーである賢木が裏取引の効能ぐらいわからないわけはないでしょう。だから、この賢木は、正しい判断は皆本がしてくれるだろうという前提で自分の好き勝手に感情で発言してる、つまり、皆本に甘えている状態ではないかと推理したり。また、頭がよすぎる（抑制する）皆本の、感情部分を代弁してるともとれます。
……結論。やっぱり、可憐GUYSは三角関係ということで。もちろん、皆本総受。
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