トイ・ソルジャース(2)の感想
2010.04.16 Fri 00:19
米田鷹雄
ついに皆本は危険人物と認められて、強制別居へ!w
やっぱりこのままだと爛れた関係になっちゃいますからね!
冗談はともかく、これは子供から大人への区切りの一つですね。また、未来に近づいていることになります。
大神が薫のオヤジ心を妄想して(しかも単行本1巻の絵まで使ってw)というのは、そうはいっても、まだまだ恋愛までのハードルは高いということを示してはいますが、皆本がこういう方面でボケるのは比較的珍しいですね。
また、影チルチームも、隣に引越してきました。これも彼らが黒い幽霊の軛から完全に逃れて独立したと認められた証ですね。
少年はそして大人になった……いや、なりかけている、というところでしょうか。
で、その「なりかけ」ゆえに、パンドラ's チルドレンに見抜かれてしまうわけですが……。
そして、皆で九具津宅にお出かけ……って、夢のような住まいだな、おい! 九具津は鉄道とかにも手を出していたんですね。カガリの反応に少年の浪漫と、女の冷めた視線を感じる……そういえば、GS美神のミニ四駆の話もそんな感じだったw
寝台車まであるというのに、九具津の姿は見えずに、登場してきたのは、「普通の人々」か!?
なるほど、糸色チルの首には、No.9。つまり九具津のサインがあったけど、テロ行為がパンドラらしくないと思ってました。
つまり、普通の人々に捕まって、エスパーと普通人が仲違いするような無差別テロを強制されたということか!
これは、黒い幽霊がエスパーを道具として使役するのと一見して似ているけど、あるい意味ではより悪質だ。黒い幽霊は、エスパー自体への価値判断は中立であるように見える。対して今回の普通の人々は、さげずんでいるエスパーをエスパー自身が不利になるように仕向けただけでなく、「仲間」である筈の普通人を殺させようとしたわけですからね。「普通の人々」と名乗りながら、実際には自分たちは一般の普通人より上の、選民としてふるまっていることが明らかです。
さて、ストーリー的には「未来」へのマイルストーンとしてキャンペーンに組み込まれている話ということだそうです(椎名センセイのBlogを意訳)。
おそらく、この後、パンドラ'sチルドレンと影チルチームは、九具津とあわせて捕まってしまうのでしょう。
チルドレンはそれを救出しにいくでしょうが、そうなると、普段は敵対しているパンドラをも救うことになって、「エスパーvsノーマル」という構図が非常に色濃いものになります。これは、「女王」へ確実に近づくことになりますね……。
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