幻影の肖像(2)の感想

2010.09.01 Wed 23:57
米田鷹雄


パティが絶好調w
二次創作魂を燃やしていますが(汗
また、原作である「ナイチンゲールと薔薇」の、あらすじ紹介を兼ねた解釈論が登場しました。
フェザーは身も蓋もない話だといってますが、私も、皆本と同じく、ナイチンゲールは青年に恋をしていたという印象を受けてます。
まあ、解釈なんて極論すれば、読み手の数だけ存在するものですが……。今回はこのストーリと絶チルとしてのストーリラインが重ね合わされていると見るべきでしょう。
フェザーが皆本をオチに使ったのは、ギャグでもありますが、予知のカタストロフィ(皆本とチルドレンの「破局」)を重ね合わされているということでしょうし。それをパティがシナリオを書き換えることは、未来を変えることなわけで。
一方、悠理はナイチンゲール役として「死」を濃厚に示唆されていますね。
青年=薫のために、報われなくても命を捧げるという不吉さ。
そこが書き換わるのか? それともこれはユーリ(ファントム)という人格が消えて、「本来の人格」である悠理が残るという暗喩なのか。
実際、ユーリに悠理の感情がかなり侵食しているようですし。
チルドレンらと接触することで、分割されていた人格が、本来の一つに統合されようとしているのか?

一方、カガリはチルドレンをエスコート。
これは超能力者同士とか女王とかパンドラとバベルとか、そういう部分を超えて、東野から学んだ「男気」なんだと解釈してます。
でも、皆本の態度は……w
紫穂と葵が「嫉妬!?」と突っ込んでも、皆本は無自覚。少し前に、薫が無自覚で皆本に嫉妬をぶつけていたのとの対比になっているようですが……私には、娘に悪い虫がつきそうで怒っている過保護な父親にしか見えませんでした(汗 →(ex.葵の父親)

[7] beginning...
comments (4)
trackbacks (0)


<< 幻影の肖像(1)の感想
絶対可憐チルドレンOFF会! >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.21R]