ジェネレーション・ゼロの感想
2011.09.01 Thu 01:34
米田鷹雄
夏コミ前後のバタバタでまたも中断しておりました。
そんなわけで、まとめて。
本編では零戦の試作機(これを十二試艦戦ではなく、A6M2と表記するのは椎名先生のフィクションの手法としてだそうで)を撃墜判定にした後、米?の潜水艦が。
イルカの伊号は、なんと亡命者(獣?)だったんですね。意外だった。
そして、「超能力者(獣)」を助けるために、普通人と超能力者が協力し、それを成功させています。
これは、、超能力という大きな力はモンスターではなく、人類のための力だと認識させるということがうまくいっているということですね。
つまり、この時点で、超能部隊は、今のバベルと全く同じ理念を掲げ、今のバベルと同程度にはそれを成功させた(少なくとも、そう隊員が思える瞬間があった)ということになります。
しかし、それがなぜ崩壊してしまったのか。
そこはまた、別の機会ということになるのでしょう。
ただ、この「幸福な過去」があるからこそ、兵部はバベルが今はどんなに理想的に見えても協力しないということなのでしょう。
もっとも、そこを不二子は恩讐を乗り越えてバベルに入っているわけで、兵部はやっぱり純粋というか、子供なんだなぁ、と。
あとは、超能部隊と違って、バベルは危機を乗り越えられると兵部が判断するのかというキーは、やっぱり皆本と。
かつて信頼していた「隊長」が、結局、普通人のエゴを優先する人間であったことが、兵部の不信感と部隊崩壊の原点であるとするならば……皆本は普通人のエゴを優先してはいけない、ということか。最後のあの場面、薫をうたずに、自分が倒されなくてはいけないのだろうか……。
まあ、考察はともかく、十二試艦戦一号機はプロペラニ翔だよ!とかいうツッコミはしつつも、ちゃんと97大艇だったりするマニアックさもあって、機銃をもってとぶ兵部がパンツじゃないから恥ずかしくないアニメみたいだとか、ミリタリなクラスタには面白かったですw
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