アニメ第3話、感想

2008.04.24 Thu 01:16
米田鷹雄


ちょっとした体調不良もあって、絶対可憐チルドレン第3話の感想が遅れました。
というわけで、以下感想です。



コンビナート火災、それをサイキック落し蓋で消化する、ヘリの中でのチルドレンのシーンとかは原作と同じもの。
原作では、ここから小学校に初登校するエピソードにつながるわけですが、今回は皆本の小学校のエピソードにつながっちゃうわけですね。

すでにたかすさんも指摘されていますが、原作より早い登場となった賢木先生は今のところただの検査技師といった風情。
原作では未登場の時期だけに、本格的に絡ませるのは難しいのか?

ものものしく特殊工作部隊が登場してきますが、その登場の仕方も含めて局長(とチルドレン)の策略ということですね。前日、チルドレンが寝たフリをしていたのも、その策略のためですから、かなり周到な用意ということでしょうか。
隊長の風貌からすると、Aチームですかね?
Aチームが局長の我がままに振り回されるのは原作でもあった展開ですが……まあ、ネタとして軽く流しておくとこですか。隊長はちょっと声が軽いというほうが気になったしw

皆本は、常人をはるかに上回る才能をもっているがゆえに孤独をかこい、その経験ゆえにチルドレンと本質で理解しあえる、というのは原作でも提示されている枠組ですね。
ただ、柏木さんが直接的に皆本に指摘する、紫穂のリーディングを経てチルドレンたちがそれを知る、というあたりは原作と比べると「わかりやすく」されているという印象。原作程度の処理のほうが私は好きですけど……日曜朝だししょうがないか。
また、アルバムをチルドレンが見ていたことに皆本が大人げなく怒ることで、それがまだ皆本にとってトラウマになっていることを示しつつ、次の銀行のエピソードに繋げたるのはうまいですね。
ついでに、その銀行が「かねぐら銀行」になっているのは椎名先生のファン的にはポイント高いですね。

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