アニメ第4話、感想
2008.05.06 Tue 23:42
米田鷹雄
さて、原作では当初の任務はATM強盗ですし、ESPもうまく使えるわけですが、ここでは変質エスパーで、しかも、任務失敗となっていました。
これを、最後にまたもってくることで、ストーリーとしての一貫性の強調と、オヤジに対する感情の爆発の強調、さらには、薫の行動が「オヤジだ」と視聴者に強調することと、スランプの強調を兼ねているわけで、うまいですね。
被害者の女子高生のデザインが薫っぽいようにも見えましたがw
現場としては初登場(そして最後w)のプリティキャットは、妙な決めポーズとブリブリのポーズのナオミちゃんの対比がGood。
前半では徹底してナオミの「いい娘ぶり」がでてきていて、原作よりもキレる前後の落差が強調されていたのもよいですね。
で、そのために原作の「増量」に使われたのが、原作では別エピソード(万引き疑惑)の時の学校までのエピソードを合成でした。あとでそっちをやる時に大変だとは思いますが、この回だけをとればいいセレクションですね。
基本的なシノプシスとしては原作と同じといえる回です。そういう意味では原作を逸脱はしてませんね。各キャラの行動や人物解釈に原作とブレがあったわけでもない。
しかし、もともと、原作でも単独エピソード回だったというのもあって、アニメスタッフもある意味、やりたい放題だとw
寝姿とか、下着はいてなければ服は破り放題だとか、椎名先生のいうように、なんというか法の目をくぐっての挑戦ですねぇ(苦笑)
あと、ドラゴンボールのパロでオヤジパワーを集めたシーンには笑かさせていただきました。あそこで集まったパワーには私の分も含まれていたに違いありませんw
とはいえ、エピソード順の組み換えを反映させて、チルドレンたちの学校への想いを織り込んできたのには感心しました。
それが次回への引きにもなってるわけですからね。
ただ、最後の原作にある皆本とチルドレンの会話(僕の理想どおりの君たちなんか〜)がなかったのは残念。どこかで使ってほしいですね。
ところで、スランプ描写で、“被害”をうけたのは皆本から谷崎に変更になっていましたが、これは谷崎のほうが、よりMだということと見ましたが……w
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