絶対可憐チルドレン〈解禁〉ガイドブック
2008.05.11 Sun 03:29
米田鷹雄
さて、中身はというと、半分は絶チル原作から拾ったカラーイラストとデータ集というところ。
ここで私が注目したいのは、紫穂について、(現時点での)未来で、薫についていく(=パンドラ側につく)というのが明記されたところ。
1巻の予知シーンの無線通信で葵がパンドラにつくのは確実だったわけですが葵はわからず。10巻でもほのめかしてはいるものの、確実ではなかったわけで。
ひとつ、二次創作のネタが減ってしまいましたw
それと、連載売り込み用ネームが学園モノになっていたのも面白かったです。ただ、これだと話の展開が今ほどひろげられなかったような気がしますね。
また、事件としては1巻2話と同じものなので、比較してみると面白いです。話がより、チルドレンと皆本に集約されるとともに、チルドレンのパワーがアップしているのがわかります。
こうした変化も興味深いところ。
で、もう半分は「椎名高志ワークス」になっていて、GS美神をはじめとする諸作品のカラーイラストがうれしい。
特にサンデー表紙とかグッズ用のイラストは今となっては貴重ですね。
貴重といえば、ネクサス(自薦1本)と、GS美神DVDーBOX用特典漫画が収録されているのもそうですね。前者はコミックス予定があるみたいですが、後者はなにせ高額商品の特典ですからね。おいそれと読めなかったのでw
巻末には椎名先生のインタビューが収録されていますが、ここで私が面白いと思ったのは、「予知」のシーンについて、椎名先生が「悲劇的なバッドエンドですけど、同時にあれは、ある意味大人の男女が結ばれたシーンだと考えてます」というところ。
これ、赤い牙・ブルーソネットで、バードとソネットが「心中」した結末について、文庫版のあとがき漫画で柴田昌弘先生がコメントしたことと重なるな、と思ったり。
ともあれ、絶チルだけかと思ったら、GS美神など他作品にもページがさかれていて、版形も大判ですし、満足する一品でした。
……あ、でも、真ん中の超心理学的立場からのうんぬんってのはいらなかったよーな(汗
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