アニメ第7話、感想

2008.05.18 Sun 17:27
米田鷹雄


葵のテレポートでECMの近くまで移動するくらいの芸は見せてほしかった。
っていうか、ECCMがやばくなったところで、葵のテレポートで逃げれば逃げれたのにねw

原作と異なるという点では、前半のバベルがECM研究に手を貸す理由について皆本とチルドレンが話すシーンで、皆本の「説明」がかなりカットされていましたね。
このあたりは「原作では例の予知を見ているため<超能力の抑止>についても思うところのある皆本ですが、アニメでは心から薫を信じて、迷うことなく子供の側に立って戦ってます」ということによる変更なのでしょう。
前の話で学校にいくことにも成功してますしね。

ラストの銃撃シーンで、皆本が薫の前に出てかばおうとするシーンもそうした変更に基づくものでしょうか。
これは原作より皆本の想いが強く伝わり、直後の薫の「爆発」により説得力を与えていて、よかったと思いました。

結末では「オチ」がなくなって、かなりシリアス寄り。
あのオチ、好きだったのになーw それとも椎名先生のストップなのかな?
いずれにせよ、、シリーズ構成としては正解だと思います。
振り返ると、前々話で普通の人々のテロが登場し、前話では学校を舞台に、ノーマルとエスパーの日常レベルで衝突や食い違いがあることを示しました。今話では普通の人々の本格的なテロを描写し、あくまでシリアスに終わらせました。
これで、次回は兵部の登場ということになると、彼と彼の率いるパンドラのエスパー優性思想(反普通人思想)に一定の説得力が出ます。
パンドラの思想を「魅力的」にしておかないと、そこで揺れる薫の行動にも説得力がでませんからね。

ということで、次回は兵部の登場ですが、どうやら、まだ刑務所にいるようですね。
度々、抜け出していたという原作設定を生かして、今まで活躍していたのか。なるほど。

ところで、今日はちょっと作画が不安定気味なところが見受けられましたね。
頑張れ、スタッフw

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