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137th sense.「オーバー・ザ・フューチャー(7)」の感想

絶対可憐チルドレン暫定最終回、ついに完結!
なるほど、ちょっと意外な結末でした。

チルドレンにふられた兵部は寂しげな表情。
パンドラの面々は兵部がチルドレンをかまうことに嫉妬しているんですなー。

未練、というのは、現状をずっと続けたくなるという意味でしょうか。
だが、自分に残された時間は多くなく、それでは緩やかに衰えてなにもできないまま死してしまう。ならば、乾坤一擲を試みたというのが、それを断ち切るということなんでしょうかね?
ただ、この未練を皆本がエスパーとノーマルの共存を成功させるかもしれないという期待へのものと解釈すると面白いかなぁ。ちょっと無理があるか。

真木の頭をなでるポーズで思い出しましたが、パンドラの面々は子供の頃から兵部がひろって育ててきたんでした。
つまり、兵部とパンドラというのは、将来、皆本とチルドレンが成長した場合の理想型に対する影でもあるんですね。

で、その皆本くん、小学生でファルマーの定理を解くのは、天才というか、もはや超能力だと思いますw
ここで、皆本に居場所を説くチルドレンは、普段はガキ扱いされているけれども、同じ年齢の頃の皆本より成長しているってことになりますなー。
「少年時代にとらわれそうになる皆本を、チルドレンが成長の価値を説いて引き戻す」わけですが、それは皆本の与えてくれたことで、かつての皆本の裏返し。
辛い記憶でも無駄になるものはないと皆本のモノローグで入れてますが、これは皆本に少年の辛い記憶をもったままでも大人になったほうがいいと薫が説いたことで「薫が自分の幼少期を受け容れる」ということを同時に表現したというですね。

そして、皆本とチルドレンが同質であるということも示されていますね。
今でこそ保護者と被保護者ですが、その時期はやがて過ぎ去り、友達になる=同格の存在であるということ。皆本とチルドレンを隔てているものはそれしかないということでしょうか。

成長をメインテーマにすえている絶チルにとって、これは一つの結論であり、ゴールを示したものといえそうです。



一方、記憶泥棒について詳細わからずですが、これは後でフォロー入るんですかね?

桃太郎は記憶修復していた間の記憶がないんですかね? 全脳力(誤字じゃないですw)を傾けていたからかなー。

皆本が利害が一致する(薫を助ける)ことではなく、自身の感情から感謝をのべるのははじめてではないでしょうか?
前回、兵部が皆本を認めているのではないかという描写がありましたが、これは、皆本が兵部を認める部分がでてきたということでしょうか? 今後の二人の関係にも注目です。

兵部は自分の命を犠牲にして薫を救おうとした。
皆本は薫を犠牲にして世界を救おうとした。
皆本が世界を犠牲にして薫を救おうとする未来になったら、果たして……?


そして、衝撃の結末w
チルドレンは卒業して、中学生編に突入ってのにはびっくりです。
成長する物語なのだと椎名先生はいっていましたが、ヒロインが小学生というのと中学生だというのとでは、大分、印象が違いますねw
この卒業式で終わらせるというのが、テレビ版最終回の一番の原点なのかな?
3月に終わりですからね。

来週から、中学校の制服が楽しみですね(まて

一言でまとめると
「そして幼女は少女になった」
ということでしょうかw


……しかし、あとちょっとのところで、クラスを間違えてしまったのですね、椎名先生(泣

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