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アニメ第37話、感想

ブラックファントム登場編。
原作は第11-12巻「黒い幽霊」より。
今回、グロス回ということもあってか、どことなくグレンラガン風なアクション回しで、よく動いてました。そりゃ、椎名先生が予算の心配をするのも当然でしょうかw

原作より「残酷」描写をおさえているのは、時間帯を考えればやむをえないところでしょう。

冒頭、実際の暗殺ではなくした分、在日エスパーチーム、特にグリシャム大佐ですら一蹴されるということで、パレットの強さを見せる改変はよく工夫したと思います(なぜに在日チームが本国で活動していたのかという疑問はありますが)。
また、護衛エスパーチームをダミー人形だったということにしたのも、お子様向け配慮ですが、九具津を使ったのはうまい処理でした。
ただ、その分、薫の「エスパーが──仲間が死んでく……!?」の台詞が「苦しんでいる」になってしまったのは、ちょっと苦しいか。いい台詞だっただけに持ち味が死んじゃってるかな。

他はストーリー的にはほぼ原作通りに進行。

ただ、尺の問題もあってか、台詞は全体的に間引きされている印象。うまくつないだとは思いますし、コミックスとアニメのテンポの違いもあるので、一概にはいえませんが、原作未見の方が、これで理解できたのかはちょっと心配ですね。


以下、小ネタ。
・勝負パンツを袋に入ったままで表現することで、カットしなかった工夫に、スタッフの頑張りをみましたw
・皆本が返品にいった先の店員はシロ(GS美神)ですよね! うおーw
・兵部、皆本の顎をもつなw
・トリプルブースト発動後の紫穂と葵の台詞がエロく感じた私は汚れた大人です。
・戦闘シーンのバリヤーでとめられた弾丸が変形して伸びてくるのを、薫単体の時でなく、三人揃った時に使ったのは、いかにも全力を尽くしているようで、いい改変だったと思います。


さて、原作と同じところでラストシーンにしましたが、これも原作と同じく、エピローグは次回回しになってるんですかね?
ともあれ、今回はテンポよく話もすすみ、また、よく動いてもいて、良回だったと思います。
トリプルブースト発動シーンは、知っていても、燃えましたしね。

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