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家に帰ろう(6)の感想

お見合い編、完結。
ライトならノリで仕上げましたね。
惜しむらくは、年末年始の隔週刊行と時期がかぶってしまい、テンポで見せるところなのに、テンポ感が損なわれていたところでしょうか。コミックスで見る時には問題ないでしょうけどね。

幼馴染はあまり深刻な話ではなく“初恋の終わり”でしめてきました。
これは、薫の皆本に対する感情が“初恋の始まり”になろうとしているのに対応しているわけですね。
で、パンドラの中学生編初登場も軽めにおわったのは、今回のエピソードの主眼を薫の変化においたからということでしょう。こっちは兵部の変わらなさとも対応しているというわけで。

薫のメインヒロイン化が顕著にも見えるわけですが、薫は思春期へと自分が変化していることは自覚しながらも、それが理解できないという状態。
皆本は薫の変化に違和感を感じている、つまり、薫の変化を認識できていない状態。違和感を感じること自体は、皆本の変化なわけですが……
この薫の変化を皆本が認識すると、不二子ちゃん的には、また一歩野望に近づいた!となるんでしょうw
ちなみに、このあたりの描写は少女漫画の文法に近いと思いました。椎名先生の乙女回路がきゅんきゅんしているわけですね!

ところで、チルドレンの残る二人ですが、紫穂はサイコメトラーですから、彼女自身はいまさら思春期でどうこうというのはなさそうですね。賢木にくってかかったように、皆本への想いは本物なわけですが、その反応は周囲の成長に応じて……あるいは自分が面白いと思う方向に変わるんでしょうw
葵はもっとも奥手ということで、こちらは思春期までもう少し間がありそう? 今回の反応は、葵の実家回とちゃんと対応した反応になっていましたが、逆をいえば小学生の時と変化なしということですからね。

さて、今後、この“変化=成長”がどうなっていくのか楽しみですね。
そして、紫穂や葵の逆襲も!?w

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