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アニメ第41話、感想

原作第9−10巻「国王陛下のチルドレン」より。

冒頭には4巻「サイコダイバース」から政府高官?からのチルドレンとバベルへの圧力のシーンを追加。
原作では日米合同作戦につながるところを、インパラヘンにつなげたアレンジは、シリーズ構成がうまい。
殿下のさわやかな圧力外交の流れともマッチしていると思う。

今回はほぼ原作通りに終始しました。
「東野、ちさとの相合い傘(声のみ?)」「王子10才・セラ17才」とかなかったのは、ちょっと残念。
椎名先生によれば尺の都合とのこと。確かにそうですね。
でも、全体的にこれくらいのテンポですすめたほうが面白いエピソードであることは確かかと。畳み掛けた上で戦闘シーンにポーンともってくスタイルがあってると思います。
なにせ、最初の不二子の「悪ふざけ」が伏線になっていて、最後のバトルの決着にもなるという、オチですからね。一気にいかないとw

ただ、細かくカットされた中では、葵の「みねうち」のくだりがなかったので、その後の王子への命中シーンがただの誤射のように見えてわからないのでは?

ついでに、圧力外交とかレアメタルとかいう単語も大丈夫なんですかね? あ、大丈夫といえば援助交際という単語は日曜の朝からいいんでしょうか(汗
おばばのミイラをあまり出さなかったり、不二子に諌め(?)られた時の葵と紫穂にエロさがたりないとかは、日曜朝修正だと思うのにw

一方で、ダブルフェイスの出番のための不二子のお出かけ準備中シーンなんかは増量部。インパラヘンで「昔の知り合いが〜」と先に言うあたりも、いい改変。

ところで、チルドレンたちは、結界内の戦闘シーンでは「大人」の声を出していたわけですが、戸松さんの声がハスキー寄りということもあって、同じキャラでの大人と子供の差が一番うまく出ていたような気がしました。

ラストは原作通り、兵部と伊8号。
全体的なエピソードとしてはコメディタッチだったのですが、最初と最後のシーンにシリアスをいれたことで、シリーズ構成としてはグッとしまって、最終回への盛り上げをつくっていっている感じです。


……しかし、この話の解釈は、すでに椎名先生がしてしまっているので、これ以上は特にないかなーw
”正義や理想ではなく、ただ目の前の大事な人のために全てを捧げることができるのか””<勝ち負け><正解・不正解>にこだわる男と、<共感><好き嫌い>を大事にする女性の感覚の違いを忘れるな”ということだそうなのでw

あ、最後に付け加えると、レアメタルな石像軍団は原作の描写からすると半透明とかクリスタルな感じだと思ってたんですけど、アニメでは普通に石でしたね。制作の都合?w

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