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アニメ第42話、感想

原作は第9巻「ビー・マイ・フレンド」より。

黒い幽霊のティム編。

黒い幽霊の“司令部”が原作より多く描写されているのは「わかりやすさ」優先の改変か。
また、ブースターを(葵と紫穂から)殺して奪うとか、不二子がティムを殺すしかない、というような台詞から「殺す」という単語がカットされているのは、小学生向け改変でしょうか(一箇所残ってましたが、あれがギリギリ?)。
ただ、そのせいで、薫が機内で焦りを見せるシーンがわかりにくくなっていたように思います。
わかりにくいといえば、エピソード順が入れ替わっているせいで、薫の精密検査が唐突になっている点も今ひとつだったでしょうか。

一方、機内での皆本が、原作よりも「熱い」台詞を口にしたのはよかったですね! あの最終回へ向けて、皆本が未来を変えるという強い意志を持ち続けているというのを明示していて。

戦闘シーンはアニメで動きがあると、やっぱり面白いです。
谷崎ロボとか、葵ぬいぐるみとか、紫穂ブロックとか、声にエフェクトがかかるのもアニメならではで面白かった。
葵ぬいぐるみはかわいい感じですけど、紫穂ブロックで足が切断されているのは、ちょっと生々しくも見えました。原作では特に思わなかったのですが、アニメでみてるからでしょうか。

F-22(?)が突っ込むシーンが改変されていたのは、尺の都合でしょうね。
でも、メロス(ごめん、の薫の表情、かわいかったですね)とか、フィギュアとか、ナオミが皆本に寄り添ってあとでガクブルとか、蹴りで洗脳解除とか、誰にもフォローしてもらえない皆本とか、原作通りなんですが、アニメでテンポよくみると面白さ倍増な感じでしたw


以下、小ネタ
・皆本たちがのっていたのは、ホンダジェット?
・F-22(?)が変形するから、マクロスネタなんですねw
サイコメトラーとテレパスの区別がつかないなんて……とほほ。SFをもっと読みましょうよ。ここはシナリオチェックでは見つけにくいところだっただろうし……で、責任は絵コンテ? 演出? 音響監督? 
・というわけで、アレは歌の練習中でビブラートをきかせて喋っている賢木先生ということででどうでしょう!(なにが)

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