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アニメ第48話、感想

原作14-15巻「ファントム・メナス」より。

まずは原作通りホテルでの通常出動。
普通の出動のシーンって、初期を除くと少ないんですよねw そういう意味で貴重w

薫は皆本に対する愛情を抑えきれない、ゆえに超能力も抑えきれない。
エピソード順を原作と入れ替えたおかげで、前回の話からの皆本への想いの流れがうまく出来ていると思う。
それがあってこそ「こなくていい」というという(原作よりも更にの)強調が生きてきている。

そして、パンドラメンバーの登場。
原作とは違い、リミッターは「壊した」ということになってます。
原作ではわりとうやむやになっていたのをはっきりさせたというところ……後で、皆本にどういいわけしたのかは気になりますが。

そして、パティが初登場。
ああ、こんなに凛々しくシリアスだったのに、再登場する時には「あんな」ことになってしまうだなんてw

えー、それはともかくw

戦闘シーンもテンポよく。
ただ、ナベシン特有のギャグよりの演出がちょっと違和感あるかなー。かわいく表現してほしいところとかもあったわけですが……

この回で「チルドレン」は(特殊属性としてではありますが)パンドラにも並ぶ者がいない強力なエスパーだと定義されたわけで、また、飛行機を巡るところから、パンドラとバベルの立ち位置の違いも明確に示されたわけです。
一方で、薫がクイーンとしてパンドラのリーダーになる未来に近づいていることも示しています。

前回が、エスパー全体としての過去・現在・未来を俯瞰したのに大して、今回は椎名先生曰く「薫が幼少時のこだわりを乗り越えて、未来に向けて歩き出す」、つまり、薫個人としての過去・現在・未来を俯瞰した回で、対比になっているのだと思います。

最終エピソード直前におくにふさわしい、いろんな情報が詰め込まれた回を、うまくおさめたとは思います。


そういえば、紅葉の回想をみると、コレミツは、かなり昔からの兵部の同志ということになりますね。
でも、今は紅葉、葉、真木と違って幹部扱いはされてないみたい。兵部の護衛(親衛)隊長みたいな立場ってことかな?


以下、小ネタ。
・受付のダブルフェイス、わざとらしいw
・ホテル・プランクトン、超支配人、ハトヤ、石ノ森ホテルとか小ネタいろいろ。
・密輸銃器がVP70?とかペネトレーターとか渋いねw
・ホテルでの紫穂の射撃シーン、原作の横アングルのシーンが好きだったんだけど、アニメでは別アングルで残念。
・検査後の薫にエゲつなく膝からアタックする紫穂がなくて残念。
・澪(釘宮)ではなく薫(平野)に「うるさいうるさい」を言わせたのは変化球ですねw
・薫の着信画面はねーよw 笑ったw
・国府田マリ子さん、きました!
・チルドレン同士の絆を示すシーン(薫の“声”を紫穂と葵が感じるところ)がなかったのは残念だなー。尺の関係か。
・戦闘終了後、薫を部屋に戻してからの台詞が、全体的に間が短いと感じました。これも尺?

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