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帰ってきた超能力少年(6)(7)の感想

急展開に次ぐ急展開で、先が読めませんね。

ユーリもお兄様クローンかと思ったら、別の存在。クローンは女性ではなく、男の娘(爆)。

お兄様の目的は普通人を超能力者化することでの人類融和。しかし、その手段はクローンを材料として使い潰すことが前提。
ここでは、クローンは人間なのかという、SFでよく扱われるネタが登場ですね(有名どころではブレードランナーなど)

そして、兵部は敗北したわけではなく、「自殺」だったと。
すっかり忘れてましたが(爆)、彼も未来を知っているわけで、それを回避するためには手段を選ばなかったということですね。虚数空間という言葉に厨二心をくすぐられますが、そこからの生還は可能なのか??
ただ、兵部自身は帰還できるとは思っていないわけで。
つまり、自分ができる最後の世界線の変更はしたが、それは決定打ではない以上、歴史の変更は他人に委ねたということになります。
フェザーも兵部の人格を宿すことで自己を失うわけですから、託した相手は彼女ではない。
彼が歴史変更の例としてあげたのが、ナイとユーリだったことを考えると、その環境を作り出したのはチルドレンであり、バベルであり――皆本ということになるのだと思います。
さらに言えば、チルドレンたちは、そのまま行動すれば、あの未来にいきついてしまうわけですから、いかにして皆本がチルドレンを導くのか、というのが鍵になるということでしょうか。

とはいえ、まだ着地点がみえません。
過去に生きた兵部は、子供から人格を形成しなおしたことによって未来をいきることになるのか?
それとも、今までと同じ状況まで回復してフェザーの身体を「乗っ取り」すれば、肉体がない兵部となって、利用も肉体的劣化も心配することない状態になるのか?

先が気になります。

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