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アニメ第21話、感想

九具津を中心にすえてオリジナル回。
完全オリジナルははじめてになりますが……今回は辛口。まあ、主観なんで……

4コマネタ2本を拾っていますが、予算で糾弾される局長をかくなら、局長は偉い席に座ってるのはダメだと思う。

皆本がいきなり白衣だったり、その後の常識外れの行動の描写とかは、違和感あり。
事件の描写も、あまりに世界観が違いすぎて、しらける。晴れブタと絡ませているのでしょうか?

紫穂が黒かったり、ミニガン振り回す完璧超人な朧さんとか、見所はありました。
素材も、九具津が「やり甲斐」を感じて兵部に内通しているとか、オリジナル回であることを利用して、アニメオリジナルのオペレーター(金子蘭子?とかに字はなるんでしょうか)をクローズアップするとか、美味しいところだと思うのです。

でも、このオチじゃ、薫が悪者だし、蘭子もいけすかない感じになってしまうし、九具津のほうがかわいそうになってしまう。
ここは、九具津はいろんなところできちんと働いているのに、二番手三番手の活躍であるがゆえに評価されない(それこそタイトルの器用貧乏)とか、もっと単純に逆恨みするとか、そういう書き方をしないと、次回の九具津の裏切りが生きてこないと思うのですけどね。

ナベシンのコメディ演出はまあ、個性としていいと思いますけど、控えめとはいえ相変わらず自分を出すのがなぁ……前述の事件部分も含めて、どうもナベシンは肌にあいませんね。うーん。

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