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アニメ第36話、感想

後半に入ってはじめてオリジナル回ですが……

ナオミちゃんの担当回、なんですが……
作中、皆本もいっていますが、またこのパターンか、という感が否めません。脚本のふでやす氏は#04と#19のナオミ回を担当していますが、それと一緒という感じですよねぇ。

Wフェイスや、ナオミが谷崎のことを語るシーンで、4コマのネタを入れてたり、前半に何度か出ていた土偶羅とハニワのある公園だったりと、ちゃんとつくろうとしていることはわかるんですが。
うーん、なんというか絶チルらしく仕上がっていない。
椎名先生のブログで指摘されていた「作品テーマとからんだモチーフも特になく、チルドレンとは無関係にそっちネタが暴走してる」というのは、さすが原作者という的確な論評だと思います。
その後、「<耽美>路線」に修正されたそうですが、前述の印象はぬぐえていないような。

ずっと馬にのっているナオヤもギャグなんでしょうけど、あまり面白くなく。
最後の「ごきげんよう」は、リリアンなパロディなんでしょうが、こちらも、うーん。
百合がやたらにアップになっていたりもしてましたけど、苦笑するしか(^^;

後半に入って、物語が予知に収斂していく中、息抜き回あるいはサービス回のつもりなのかもしれないですが……思うに、安易に萌えに走らない(だからこそチルドレンは小学生のわけですが)筋の通った作品であることを目指した絶対可憐チルドレンという作品と相容れない脚本だったのかなぁ、と思いました。

というわけで、本日は珍しく辛目な感想。
あ、井上喜久子さんの演技はさすがでしたね!

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