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アニメ第49話、感想

大分、遅れていますが……
ついに最終エピソード、原作15巻「オーババー・ザ・フュチャー」より。

ほとんどのシーンは原作通りといえるし、シーン割り、絵づくりもほとんど一緒。
唯一違うのは、記憶泥棒が、ブラックファントムとして設定されたこと。
原作を読んだとき、記憶泥棒はただの舞台装置でしかなく、いろいろと想像を膨らませていたところに肩透かしをくらった印象があったので、これはいい改変。アニメはここで終わってしまうので、黒い幽霊ともなんらかのピリオドをうつ必要があることも考えても、いいアイデアです。

一方で、そのために皆本が単独行動する段取りが変更になっているのですが、これは今ひとつ。調査するなら、紫穂を先に帰すのは、不自然だったからです。

それ以外は先にも述べたようにほぼ原作通りなので、原作時の感想そのままではあるのですが、皆本もまたチルドレンとある意味で同じ境遇であること、すなわち、ノーマルであっても特筆した能力があれば社会から孤立しうる、ノーマルとエスパーではそういう意味では差異がないことも示していますね。

というわけで、後編へ続く、と。

以下、小ネタ
・ナオミの受験ネタは原作の中学生編とのリンクですね。
・ファントムの花売りは、未アニメ化エピの6巻「荒野のエスパー」からきてるのかな?
・ナオミは、谷崎のことを嫌ってはいても、認めてはいるんだよなー。
・そして、谷崎の記憶が戻らないほうが、というのは、GS美神の横島記憶喪失のエピを思い出しました。再教育のチャンスだw
・紫穂のボタンがとれるシーン、アニメになると意外にセクシーw
・兵部と不二子、やっぱりいいコンビだ。
・ハウンド再登場のアレンジも最終エピソードらしいにぎやかしですね。
・皆本ハーマイオニー、そのまま出したかw
・教員室での座り位置からすると、コレミツが教頭?
・初期エピソードであるチルドレン就学が、この最終エピにきいてくるのは、原作では後付なのに、“小学生”編の頭とお尻できっちり繋がるのが凄い。原作にブレがないということか。

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