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ジェネレーション・ゼロの感想

夏コミ前後のバタバタでまたも中断しておりました。
そんなわけで、まとめて。

本編では零戦の試作機(これを十二試艦戦ではなく、A6M2と表記するのは椎名先生のフィクションの手法としてだそうで)を撃墜判定にした後、米?の潜水艦が。
イルカの伊号は、なんと亡命者(獣?)だったんですね。意外だった。

そして、「超能力者(獣)」を助けるために、普通人と超能力者が協力し、それを成功させています。
これは、、超能力という大きな力はモンスターではなく、人類のための力だと認識させるということがうまくいっているということですね。
つまり、この時点で、超能部隊は、今のバベルと全く同じ理念を掲げ、今のバベルと同程度にはそれを成功させた(少なくとも、そう隊員が思える瞬間があった)ということになります。

しかし、それがなぜ崩壊してしまったのか。
そこはまた、別の機会ということになるのでしょう。
ただ、この「幸福な過去」があるからこそ、兵部はバベルが今はどんなに理想的に見えても協力しないということなのでしょう。
もっとも、そこを不二子は恩讐を乗り越えてバベルに入っているわけで、兵部はやっぱり純粋というか、子供なんだなぁ、と。

あとは、超能部隊と違って、バベルは危機を乗り越えられると兵部が判断するのかというキーは、やっぱり皆本と。
かつて信頼していた「隊長」が、結局、普通人のエゴを優先する人間であったことが、兵部の不信感と部隊崩壊の原点であるとするならば……皆本は普通人のエゴを優先してはいけない、ということか。最後のあの場面、薫をうたずに、自分が倒されなくてはいけないのだろうか……。

まあ、考察はともかく、十二試艦戦一号機はプロペラニ翔だよ!とかいうツッコミはしつつも、ちゃんと97大艇だったりするマニアックさもあって、機銃をもってとぶ兵部がパンツじゃないから恥ずかしくないアニメみたいだとか、ミリタリなクラスタには面白かったですw

ジェネレーション・ゼロ(3)の感想

超能部隊は009リスペクトでメンバーを配置したと椎名センセイはBlogで書かれていました。
で、今回はじめて、超能部隊全員が明らかになったわけですが……まさか不二子が001ポジションだとわw フランソワーズじゃないのかよw 001は京介かと思ってたのにww むしろ、京介が003なのか?w

そして、初音と明の……曽祖父かな?も登場ですね。
考えてみれば、先祖代々ということで、知られた存在であったという

最初のコマの看板には、一番手前こそ紅蜥蜴でしたが、美神とかハヤテ(疾風)とかの名前もw
看板ネタも久しぶりな気がしますw

海軍士官を殴りつけて大騒動の予感。
巡査と陸軍でもゴーストップ事件という大問題に発展した史実がありますから、これは厄介そうな予感。
今回のエピソードはこれが中核エピソードということになるのかな?

ところでドクイツは独逸だからですよねぇw
コメリカも亜米利加からきてるし、漢字読替路線推しなんでしょうかw

ジェネレーション・ゼロ(2)の感想

サプリメントのみで活躍するチルドレン……w
中でも葵が不憫ですなw

今回は、不二子と京介が超能部隊に入隊するまでの話。
京介は不二子に無理やり釣れられて、不二子は京介に対して力が劣っていることと女性の活躍場がないという意地からという形での入隊。
いやー、不二子さんは昔から、勢いで行動するんですねw
本編でも京介が溜息をつくわけだw

早乙女大尉と蕾男爵が話す超能部隊の理想は、本編のBABELについて局長が語ったことと同じですね。
直後に早乙女は黒い面を見せていますが、これもセリフそのものは、あまり黒いことを言っているわけではない。ただ、絵の演出として黒さが出ているだけ。
ということは、早乙女の本心は別にあるということでしょうか。

今のところ蕾男爵=局長、早乙女=皆本、兵部=薫に比定されるわけですが、なにが同じでなにが違うのか、そこがストーリーのポイントになるのでしょうかね。

ジェネレーション・ゼロ(1)の感想

今週から、短めながらもリアルタイム感想を復活させていきます。

久々のカラー獲得。
それに合わせて、ついに超能部隊編がスタート!
今まで断片的に登場していた兵部や蕾の過去編です。

時間軸は1937年から。つまり昭和12年。
既に満州事変は勃発し、そして、この年に盧溝橋事件が勃発するという年です。
でも、内地では戦火の影は薄く、昭和恐慌も収拾され、帝国主義・日本はまだまだ発展すると思われていた時代ですね。

不二子は昔から変わらない女王様ぶりを披露(発育は途中だけど)。
京介はまだスレてないですねw はじめて高レベル超能力者と出会ったようですし。
そして、京介にとっての「皆本」になりそこねた「大尉」が登場。

椎名先生はカラーにあわせてこの話をもってきたというようなことをBlogでいわれてましたが、チルドレンの過去を振り返る話しに続いて、このエピソードがくるのは、構成の妙になってますね。
読者側は、必然的にチルドレン+皆本のこれまでの歩みと、兵部と早乙女の歩みを重ねてみることになるでしょうから。

リトル・プリンセスの感想

紫穂編のような体裁でしたが、話の軸になっているのは薫でした。
紫穂から見た過去の薫と、その過去を乗り越えていく話だったのかなと。

チルドレンの出会いと、皆本に出会うまでの話は、これまでも何度か書かれてきていました。それはどちらかというと第三者視点(外形的な視点)がメインだったのに比べ、今回は紫穂を通すことえ、より踏み込んだ形になっていたと思います。

葵はわりと純真というか、ストレートな少女な存在であること。
紫穂の斜に構えた言動が、自己防衛のためであること。
葵と紫穂だけでは友情を育みえたかは怪しく、薫が二人をブリッジする存在であったから、チームであり親友たりえたということ。

で、その薫は自分がそういう存在であることとを自認的にか無自覚としてかは別にして、わかっているし、自分が、一番、直接攻撃力があるということで、二人をかばって立ち向かい続けていたということですね。
でも、やっぱりまだ年端もいかない少女。残留思念が形になるくらいのストレスをここで吐き出していたと。
紫穂が原因で暴走してしまうというのは、直前のギリアムの残留思念に取り込まれそうになったことと同じような現象でしょうか。高レベルエスパーがゆえのことですが、このブービートラップは、仕掛ける側のリスクが少ないように思えますから、今後、紫穂の弱点になるかも?
ラストでは薫の残留思念が意志をもって行動したように見えますね。
ウツミさんという前例もあるので、紫穂の能力がブースターになって、そういうことになったのかな。
そして、結果として、その残留思念を「成仏」させたことに。

これは、久々の再登場だった須磨主任に象徴されるチルドレンたちのトラウマであった過去を、もう乗り越えているんだということでしょうかね。
そしてそれはもちろん、皆本が側にいてこそ。
チルドレン(と皆本)にとっては蜜月時代であることが改めてしめされましたね。
ただ、この描写だと「皆本」と「薫」ならば、紫穂も葵も薫をとるだろうなぁ、という感もありますが。

なお、今回はサプリメントで、真木さんに笑かしていただきましたw あのモジャモジャは、わざわざ生やしているんですなぁw

スタンド・バイ・ミーの感想

またもエピソードをまとめて。
久々に薫が外れ、葵が主役の話に。
葵の単独状況は、やっぱり「移動中」ってことになりますね。以前、首相にマクラを届けた時とか(笑)

お供はティムとバレットのコンビ。
葵のプライベート行動とはいえ、この二人に任されたあたり、信頼が増していることが感じられますね。

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あのコとスキャンダル!!(7)(8)の感想

ちょっと忙しくて更新がままなりません。
簡易合併型ということで……

えー!? ベコッってしてたのにww
念動力で自分自身の身体を支えれば、たしかに感触も思いのままか……。
はっ? そうすると、薫は「エアおっぱい」をつくりだせるということか……すごいぞ!(意味はよくわからんw)
でも、超能力への集中が乱れると、ダメだよね……ってことは、イザという時には使えないですなぁ。

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